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2019年7月26日金曜日

第30回汎太平洋不動産鑑定士・カウンセラー会議(マレーシア)のご案内


標題の国際会議が、令和2年(2020年)10月4日から7日の4日間に亘り、マレーシアのクアラルンプールにおいて開催されます。


大会事務局から論文募集の告知がありましたので、応募を希望される方は、下記の内容をご確認いただき、テーマを選択のうえ、論文要旨を記載して、9月30日までに事務局にお申し出ください。(連絡先メールアドレス info@jarec.jp)
論文要旨
1)発表者氏名(苗字に下線を引いてください)
2)国名・現住所、e-mailアドレス、電話番号(+81-○○○-)
3)代表団体 Japan Association of Real Estate Counselors
4)論文タイトル 大文字で記載
5)書式等
 ○ Microsoft Word 150 - 200 字 (5つのキーワードを含める)
 ○ フォントサイズ: 10 point
 ○ 文字体: Arial  
 ○ 行間: 1.5
 ○ 使用言語:英語

当会から推薦するスピーカーの方には、論文作成のために補助金を交付します。現地までの渡航費用は各自ご負担いただくこととなります。
応募者多数の場合は、担当委員会で選定させていただきます。

会議プログラム;








メインテーマ;

デジタル時代の創造的破壊(デジタル・ディスラプション):デジタル経済と不動産業界


論文は本会議及び下記同時開催セッションで、英語でのスピーチが行われます。 
  第1分野―プロフェッショナルサービス
  第2分野―ガバナンス&テクノロジー


論文のテーマ  英語版テーマ一覧

1.本会議
 本会議における論文は、会議が掲げるデジタル時代の創造的破壊(デジタル・ディスラプション):デジタル経済と不動産業界に沿って不動産の利用とその能力開発の可能性について追求するものとします。

2.同時開催セッション
 第1分野: プロフェッショナルサービス
 (1) 早期売却不動産の評価(下記含む)
   ○ 早期売却不動産への投資
   ○ 早期売却不動産となる原因
   ○ 法律・金融関連留意事項
  (2) クラウドファンディング等新たな不動産取得に向けての資金調達
   スキーム
  (3) 不動産仲介の最良実施例―昨今の取得、売却、賃貸借等
  (4) 空中権、地下権、またはトンネル、鉄道、高速道路、地下財産処分権
   の譲渡等特殊な不動産の評価
  (5) 区分所有権建物管理のグローバルベストプラクティス
  (6) 不動産評価へ与える自然災害の影響(地震、洪水、津波、火山の噴火
   等)
  (7) 最新のREIT又はその他不動産投資形態の動向
  (8) 不動産管理の成功事例(次を含む)
       ○ 標準的な標準的な損耗、摩耗及び崩壊
       ○ 不動産におけるM&Eの有効利用
       ○ 不動産価値の維持
 第2分野: ガバナンスとテクノロジー
 (1)下記のような不動産開発における環境関連トピック
   ○緑化活動
   ○建築業界からのサポート
   ○行政からのサポート
 (2)下記のようなデジタル時代の創造的破壊の影響
   ○ミレニアル世代への影響
   ○一人一人の心構え
   ○規制の介入
 (3)住宅取得能力に関するグローバル規模の問題の解決と構造改革
    への準備
 (4)不動産管理における破壊的技術とその不動産取得・売却への適用
 (5)Urban Observatory – 技術的大変革となるか?
 (6)スマートホームその他スマートシティにおけるイノベーションを
    含む未来都市
 (7)不動産取引及び登記におけるブロックチェーン?
 (8)Eコマースの時代における不動産の将来とEコマースによる無形の
    権利創造

3.各種締切






最優秀論文賞

2020年4月30日(本会議用)・8月31日(同時開催セッション用)までに提出された論文は、第30回汎太平洋不動産鑑定士・カウンセラー会議2020の最優秀論文賞の審査対象となります。


質問などございましたら下記のメールアドレスへご連絡ください。

 E-mail  info@jarec.jp

















2019年7月12日金曜日

第14回通常総会及び公開講演会開催報告


1. 14回通常総会及び公開講演会・懇親会開催報告

第14回通常総会を、令和元年6月10日(月)に東京の霞山会館で開催した。
本総会は、吉村理事長の開会のあいさつの後、定款に則り理事長から議長に村木信爾常務理事を指名し、村木議長から委任状を含め出席者数は総会開催の要件を満たしているとの報告がなされ、議事録署名人を議長のほか2名を指名して開会した。



                 
吉村理事長開会挨拶

    


              





議事経過の概要及び議決結果は、以下の通り。

村木議長
(1)平成30年度事業報告及び収支決算の承認
  について
 茂木総務財務組織委員長及び各委員会委員長より、事業実施結果と収支決算報告について総会資料に基づき説明の後、平川監事から適切に会計処理が行われ、業務執行も妥当であるとの監査報告がなされた後、議長から議案第1号及び第2号に関する件につい諮られ、審議に入り、事前に送付された会員からの質問に担当委員長から回答した。
質疑応答の後、議長から議案第1号及び第2号に関する件について諮られ、裁決を仰だところ、全員異議なく原案を承認可決した。

(2)平成31年度事業計画及び活動予算の承認について
  茂木総務財務組織委員長及び各委員会委員長より、事業計画と収支予算について総会 資料に基づき説明の後、審議に入り、事前に送付された会員からの質問及び会場からの質問に担当委員長から回答した。
  質疑応答の後、議長から議案第3号及び第4号に関する件について諮られ、裁決を仰だところ、全員異議なく原案を承認可決した。

(3)理事及び監事の選任に関する件
  理事候補者及び監事候補者選考委員会の小野寺副委員長から選考委員会の設置、委員の選任及び選考基準の見直しの経緯について説明され、候補者の選考について会務の活性化を図ることを念頭に選考し、合計18名の理事候補者、2名の監事候補者を選考して、本日推薦するに至ったとの報告がなされた。なお、今回の新任理事は2名であることも併せて報告された。
  以上の説明の後、議長から第5号議案について諮られ、審議したところ、全員異議なこれを承認可決した。

(4)理事長の選任に関する件
  議長から、本件の取扱いについて、定款第14条第2項の規定によれば、「理事長は、総会において、理事の中から選任する。」と規定されているが、本議案の取扱いについて、議場に諮ったところ、意見が出されなかったため、議長提案として、第5号議案で承認された新理事による打合せ会議を開催して、理事長候補者を議場に推薦させていただいてよいかとの提案がなされ、審議したところ、これを承認した。
  新理事の打合わせ会の結果について、村木議長から第6号議案について、新理事によ打合せ会議を開催して協議したところ、満場一致で茂木理事を理事長に推薦することしたとの提案がなされ、議場に諮ったところ、全員異議なくこれを承認可決した。

  総会を滞りなく終了した後、第14回通常総会を記念して表彰式を開催した。

≪会員表彰≫
 表彰対象者は、表彰規程第2条第一号に該当する者が5名でしたが、当日出席の表彰対象者は、第2条第一号該当者の太幡 豊会員、山本英次会員の2名で、これら2名の方に表彰状を授与した。

 2. 公開講演会開催報告

第14回通常総会に併せて、公開講演会を霞山会館で開催した。

「インバウンドによるまちづくり最前線 ~2030年に向けて~」をテーマに、株式会社JTBの取締役・訪日インバウンドビジネス推進部長の坪井泰博氏にご講演いただきました。




当日は、会員のほか報道関係の方、関係団体の方々の参加もあり盛会裏に終えることができました。

講演は、

1.訪日インバウンドの現況
2.中長期的な方向性
3.訪日インバウンドに関するJTBグループの取組み
をデータを示してお話しいただき、全国各地の先進的な取組みの紹介もされ、昨今話題となっている地価上場についてもインバウンドの影響が出ているとの紹介もされました。


 3. 懇親会開催報告
第14回通常総会懇親会を総会、公開講演会に続いて開催し、多くの来賓の方々の ご臨席を賜りました。
懇親会は、菊池常務理事の司会で 進行され、新役員の紹介の後、茂木新理事長の開会挨拶、来賓の所属組織名をご紹介して、来賓のご挨拶になりました。


       新役員紹介(茂木理事長の挨拶)

ご出席の内閣府地方創生推進事務局長 の田村計様、興和不動産投資顧問株式会社代表取締役社長の松本俊彦様のお二方からご挨拶を頂戴しま した。


松本俊彦社長
田村内閣府地方創生事務局長

 次いで、三井物産フォーサイト株式会社常務執行役員の鈴木宏治様の乾杯の音頭で懇談に入り、和やかな懇親会となりました。


鈴木宏治常務執行役員

≪新役員≫
 理事長   茂木 泰
 副理事長  磯部裕幸
  〃    三輪勝年(業務・研修委員長)
  〃    小野祥吾(事業企画委員長)
 常務理事  森井正太郎(総務財務組織委員長)
      〃    熊澤一郎(資格審査認定委員長)
  〃    村木信爾(CRE・PRE戦略マネジメント委員長)
  〃    小川哲也(広報委員長)
  〃    菊池由美子(国際委員長)
  〃    松田成哉
 理  事  鈴木禎夫
  〃    久下武男
  〃    石川 聡
  〃    遠藤幸子
  〃    金谷正典
  〃    中島徳克
  〃    村上幸二郎
  〃    福田勝法
 監  事  平川 茂
  〃    澁井和夫








2019年7月10日水曜日

スカイアイビジョン【公図オンマップ】ソフトのご案内


このたび、当会では標題のソフトの販売に関する業務提携契約をスカイ・アイビジョン株式会社と行いました。
このソフトは、机上でグーグルアース等のデジタル地図上で、位置確認ができるという特徴を持ったソフトです。

詳細は、スカイ・アイビジョン株式会社のホームページやチラシでご確認いただけます。
YouTubuで体感できます。

スカイ・アイ・ビジョンのチラシ








お申込みは、スカイ・アイビジョン株式会社のホームページからお願いします。
ライセンス購入の「主な所属団体」のところにチラシの右下に記載の「iコード」かJARECと記載して下さい。


≪スカイ・アイ・ビジョンとは≫

 スカイ・アイ・ビジョンの“アイ”は、integrate(結合し、統合)の“𝑖”です。公図と地図情報を結びつけるツールとして開発されました。


1.利用のメリット


①土地の場所の特定
  公図から位置情報付の画像ファイルを作成して、デジタル地図に取込み、簡単に土地の場所が特定できます。
※「座標がある公図」と、「座標ない公図」がありますが、「座標がない」場合も対応が可能です。
②集落部や農地・林地などの場所の特定
  市街地にある土地以外の、集落部の土地や、農地、林地、原野等の場所も特定できます。
③地図上で土地の場所が判れば、地図にある様々な情報が活用可能となります。
  土地(地域)は、自然的特性(標高、傾斜、土壌、地質、地盤、植生、地歴など)と、社会・経済的特性 (人口・世帯数、年齢別人口、産業、地価、国勢調査など)とを有します。デジタル地図ソフトにそれらの情報を取り込み、地図に公図オンすれば、たちどころに土地(地域)の特性が説明できるようになります。
④土地の特性を客観的に分析できます。
  国のWebサイトでは、「国土数値情報(地価公示、都市計画、地質、土壌などなど)」、「基盤地図情報」、「国勢調査」等、デジタル地図に取り込める情報を公開しています。これらを活用して土地の特性を分析すれば、エビデンスに基づく客観的な分析として信頼性が高まります。
⑤土地の特性を多角的に分析できます。
  スカイ・アイ・ビジョンで出力する公図の位置情報付の画像ファイルは、KMZ、GeoTIFF、HTMLの3種類ですが、これらのファイルは、Google Earth Pro、CAD、Google Map、地図太郎、Mapinfo、QGIS、ArcGIS Desktop等、ほぼすべてのデジタル地図に取り込むことができます。それらのデジタル地図に読み込まれた空間データを活用して、多角的な分析が可能となります。

2.機能的な特徴


①作業に係る“時短”と“確実性”を実現
  OCR等で技術サポートにより操作は簡単で、公図の位置情報を活用して、1分もかからず公図PDFから画像データを作成します。また、正確な位置情報を活用していますので、今までの目視や直感的な判断で行っていた作業の確実性が飛躍的に高まります。
②紙の公図、座標等のない公図、旧レイアウトの公図等も活用可能
  法務局から発行された紙の公図、座標等のない公図、旧レイアウトの公図等、公図にはさまざまな種類があります。座標やおおよその緯度経度を補完することで、そうした公図も同様に活用が可能です。
③公図の線と色が多彩に選択できます。
  重ね合わせるデジタル地図の背景の色調にあわせ、公図の線は48色、太さ6段階に調整できます。
多彩な表現力は、プレゼンテーションや資料作成に大きな効果を発揮します。

3.活用例

①場所を探す、場所を特定する。
  場所を探す、場所を特定するのは、スカイ・アイ・ビジョンの最も基本的な機能です。
  場所探しは、公図を活用すれば簡単にできます。多様な業種の方に役立ちます。
  集落部や農地・林地などの場所も簡単に特定できます(1の①参照)。
②土地の開発、活用、売買などに当たっての調査や分析
  開発事業、土地の活用、売買や買収、鑑定評価等の際に、まず、どのような土地であるかを調査する必要があります。スカイ・アイ・ビジョンを活用すれば、客観的なエビデンスに基づく調査と分析が可能です。
③路線価を調べる。
  相続税や固定資産税の路線価は、土地の場所を特定しなければ調べることができません。
  スカイ・アイ・ビジョンは、土地の場所を、簡単・確実、短時間で特定できますので、税理士さん、金融機関、納税者や行政の方等にとって、とても便利です。
④業務サポートに最適、「見せる」効果も発揮します。
  PCの画面上で地図に公図オンしますので、報告書、提案書作成等、どのような業務のサポートにも最適です。
また、多彩な線の色や太さが選べ、表現力豊にレポートできるばかりでなく、PCやタブレットの画面上で、お客さなどに「見せる」効果も発揮されます。
⑤多様な視点で、地域の将来ビジョンを描く。
  スカイ・アイ・ビジョンを活用すれば、土地や地域を客観的データに基づき、調査や分析が可能となるばかりではありません。
  スカイ・アイ・ビジョンで出力したファイルをクリックすると、公図の画像データが、宇宙空間を地球に向かって飛んでゆきます(Google Earthの例)。この美しい映像と、地上とは異なる俯瞰した視点が、私たちの感性を強く刺激します。そして、宇宙や地球との関係性の中で思考したり、新たな気づきや発見を生み出してくれます。
  スカイ・アイ・ビジョンを使うことで、地域づくりの新しいアイディアやビジョンが生まれることが期待されます。

 











2019年7月3日水曜日

【ご招待】東京都不動産鑑定士協会の第58回定期研修会のご案内


この度、東京都不動産鑑定士協会から標題の定期研修会へ20名のご招待をいただけるとの通知がありました。


つきましては、参加を希望される方は、下記の「申込みはこちら」から申し込みください。


・テ ー マ
  「どうなる2020年以降の首都圏不動産マーケット

・開催日時 令和元年7月23日(火)13時~16時30分

・場所 すまい・るホール 会場案内図
     文京区後楽1-4-10 住宅金融支援機構1階

・参加費  御招待(無料)

・講  師  
            牧野 知弘氏(オラガ総研株式会社 代表取締役) 
     
<内容 >
本研修会 は、牧野 知弘氏(オラガ総研株式会社 代表取締役)を講師にお招きいたします。 牧野氏は、大手企業で不動産開発やホテルマネジメントを経験された後、独立され、現在は様々な不動産コンサルティングの業務を手がけられております。テレビ、新聞などメディアに出演される機会も多く、『なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか(祥伝社新書)』『マイホーム価値革命(NHK出版新書)』など書籍も多数執筆されております。 
今回は、不動産マーケットについて、社会情勢や最新のトピックスを交えながらお話し頂きます。 



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