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2017年11月10日金曜日

2017年12月8日(金)開催不動産戦略アドバイザー認定研修及び継続研修会のご案内



第10回不動産戦略アドバイザー認定研修及び第10回継続研修を下記のとおり開催いたします。


開催日時 平成29年12月8日(金) 午前10時30分~午後5時(予定)

開催場所 会 場 霞ヶ関ナレッジスクエア   【会場決定】
        東京都千代田区霞ヶ関三丁目2番1号 霞ヶ関コモンゲート西館奥3階

第1部  トピック講義 ※この講義のみのお申し込みも受付けております。


講   師 松浦 友哉氏  有限責任監査法人トーマツ
              公認会計士、地方監査会計技能士   
講義テーマ 
 「公的不動産(PRE)を取り巻く課題と取組」
 ~地方自治体のアセットマネジメントと官民連携事業の取組事例~

≪講師プロフィール≫
   平成24年公認会計士登録。
 大手監査法人勤務を経て、平成28年有限責任監査法人トーマツ
 入所。
 前職時代から一貫して中央省庁、地方自治体、独立行政法人、
 国公私立大学、公益法人等の公的機関に対し、会計監査業務の
 ほか、各種調査業務、各種戦略策定業務、各種制度改革対応支
 援業務をはじめとする多数のプロジェクトに従事。
 不動産分野においては、不動産業の会計監査に従事するほか、
 地方自治体のアセットマネジメントや官民連携事業に対する
             各種コンサルティングに主に従事。
≪講演の要旨≫
 地方自治体において公共施設等総合管理計画の策定と新地方公会計の導入が完了し、自治体のアセットと財政状況に関する見える化が進んできたことにより、その課題も明らかになってきた。
 課題の解決に向けて今後地方自治体が実施する取組について、アセットマネジメントと官民連携事業の観点から国の当該取組に対する支援の内容を含めて事例を踏まえて検討するとともに、当該取組に対して不動産カウンセラー、不動産戦略アドバイザーが担う役割について考える。
                                  

第2部 ケーススタディ研修

講   師 村木 信爾 当協会常務理事
課   題 作成次第、申込者へメールで送付(11月30日頃を予定)


≪受講料≫
【継続研修】※この講座の申込はネットからのみとなります。
 不動産戦略アドバイザー(1日研修) 16,000円(昼食付き) 
                    申し込みはこちら (ネットから)
  
【トピック講座のみ受講】
 ※この講座の申込は、ネット以外にもFAXでの申込が可能です。下記の申込書をダウン
  ロードしてご利用ください。                                                  
 ■不動産カウンセラー・個人賛助会員     7,000円 申込みはこちら (ネットから)
    
 ■不動産戦略アドバイザー         8,000円 申込はこちら (ネットから)
           
FAX送信用申込書 
   PDFファイル
   ワードファイル


申込後に、申込み時に登録されたメールアドレスへ「申込確認メール」が送付されます。
確認メールに受講料の振込先が記載されていますので、受講料の振込みをお願いします。
質問などございましたら下記のメールアドレスへご連絡ください。
 
 E-mail  info@jarec.jp

定 員 40名 定員になり次第締め切ります。
 



2017年10月2日月曜日

平成29年9月29日(金)東松島市野蒜ケ丘地区&多賀城図書館視察研修開催報告


東日本大震災の被災地復興まちづくり(東松島市野蒜ヶ丘地区)と市街地再開発事業による多賀城市立図書館の視察を9月29日の午後から開催しました。
東日本大震災の現地視察は、震災発生(2011年3月11日)の2ヵ月後の5月2日・3日に岩手県の沿岸部を三陸鉄道さんの企画により視察して以来の企画となりましたが、今回は、復興をした街並みの視察で、今後の津波対策なども考慮していることがわかりました。

2011年の視察研修の状況
東北地方太平洋沖地震現地視察「被災地フロントライン研修」その1
東北地方太平洋沖地震現地視察「被災地フロントライン研修」その2


9月29日(金)
今回の視察は、当協会の会員等13名での参加となりました。

視察のスケジュール
13:00 野蒜駅前で集合(UR亀山課長と合流)
        徒歩で旧野蒜駅(震災復興伝承館)へ
13:15
~14:00 震災復興伝承館での研修
      ・ビデオ鑑賞
      ・野蒜丘陵地区の計画概要等の説明(亀山課長)
14:00
~14:50 野蒜丘陵地区の視察
       視察しながら東名駅まで異動(亀山課長 引率)
14:57 東名駅発(JR仙石線)多賀城へ移動
15:28 多賀城駅着
15:40 多賀城図書館3階レストラン(パブリックハウス)に集合
15:45
~16:30 本件事業の概要説明((株)アール・アイ・エー多田さん)
                本件再開発事業やCCC導入の経緯等の説明
16:30
~17:15 館内見学
           ※案内は、CCCデザインカンパニー/ 公共サービス企画カンパニー
                 多賀城図書館の高橋信行さん
17:10 多賀城駅発JR仙石線で仙台へ


【東松島市野蒜ケ丘地区の視察】
東松島市の野蒜ケ丘地区は、東日本大震災で浸水被害を受けた野蒜地域のまちの主要機能を丸ごと移転するために、被災市街地復興土地区画整理事業により山林を切り開いて造成した地域です。約92haの高台移転先に住宅はもとより、小学校や保育所、駐在所、消防署などが順次建設され、JR仙石線の野蒜駅と東名駅も地区内に移設されています。

野蒜が丘の視察ルート
新しくなった野蒜駅でURの亀山課長様の説明を受けた後、野蒜駅の地下に作られた連絡通路で、震災前の状況が見える広場へ移動し、震災当時の町があった地区を遠望したのち、震災前の野蒜駅(震災復興伝承館)へ移動しました。
移転して新しくなった野蒜駅
主要機能を移転した野蒜が丘の全体像
震災前の野蒜駅(震災遺構として保存されている)
震災前の駅舎は平坦な平野にあり、堀と道路と堤防の先には太平洋が広がっていました。
震災復興伝承館の津波浸水を示すプレート
 
震災前の野蒜駅は「東松島市震災復興伝承館」としてビデオ映像や当時の写真などが掲示されています。
震災当日の地震発生から津波の到達・その後の町の様子などが収められたビデオは今見ても震災当日のテレビ映像を思い出してしまうので、この震災をひとつの教訓として伝承することの意義を感じました。

ここから、新しく山林を切り開いてできた街並みの視察を行うこととしました。
伝承館から見ると山肌が切り立っているところがあり、これは、良質「野蒜石」の産地として切り出されたあととのことでした。
今回は、山林を切り開いて造成したことで、そこで出てきた土はベルトコンベアーを使って、平坦地まで出され、そのベルトコンベアーを設置していたところを道路として整備したとのことでした。

新しくなった街並み
新区画に建った住宅
小学校の新校舎


小学校の新校舎

小学校の体育館

保育園
視察した29日は、晴天に恵まれたため、新しい建物がより映えて環境の良い街並みになっていました。

【多賀城図書館の視察】
野蒜ケ丘地区と同じ仙石線の多賀城駅前に市街地再開発事業により昨年の3月に完成した3棟のうちのA棟で、市立図書館のほか蔦屋書店、レストラン、カフェ、コンビニが入っています。蔦屋書店を運営するカルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)が市立図書館の指定管理者となり、民間施設と一体的な運営がなされています。

 開発の概要(パンフレット)

多賀城駅前にある私立図書館の開発について、ヒアリングを行い、図書館の運営等について説明を受けて館内の視察を行いました。

今回の市街地再開発事業は、多賀城駅北地区第一種市街地再開発事業の一環として行われたもので、図書館は「家」をコンセプトとして計画され、図書館内部には、図書館以外に蔦谷書店、カフェ、レストラン、コンビニなどが入っています。

今回は、多賀城図書館の開発に携わった(株)アール・アイ・エーの多田様からコンセプトや運営等に関する説明を受けました。
図書館は、「家」をコンセプトとしているため、概観も三角屋根としていること、施設内は、吹き抜けを中心に左右に分かれ、図書館部分とテナント部分に分かれていること、そのテナントのひとつのパブリックハウスでお話を伺いました。



図書館の運営管理は、指定管理者を公募して、5年契約を結んで運営しているが、現在は、
カルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)が指定管理者となっており、従前の市立図書館に勤務していた司書等の希望者は受け入れて現在も勤務しているとのことでした。
現在の図書館勤務者は60名(正規職員・パート・アルバイト)程度で運営しているとのことでした。書籍の管理や新書の購入等も業務の一環となっているとのことでした。

多賀城図書館の詳細はこちら

図書館の指定管理者となっているCCCデザインカンパニー/ 公共サービス企画カンパニー
多賀城図書館の高橋信行さんのご案内で、図書館の視察を行いました。

図書館の特徴は、コンセプトの「家」に基づいて区画されており、学習スペースやキッズスペースなども設けているほか、ギャラリーや展示スペースもあり、市民の交流の場としても利用されているとのことです。
また、全国で20箇所くらいの図書館で運用されている「読書通帳(図書館で借りた本の記録)」の発行が希望者にはできるようになっており、多賀城市内に居住する中学生以下は無料、高校生以上は300円の有料で発行されているとのことです。
自分の読みたい本の検索や借出し予約はネットで出きるようになっており、図書館内はもとより自宅からもできるとのことです。予約が一杯で直ぐにその書籍を読みたい場合などは、館内にある蔦谷書店での購入も可能となっており、図書館の利用と購入する書籍の選択ができることも利用者のメリットとなっているようです。
図書館の配列は、従来の図書館の標準十進法ではなく、独自の配列方法でそれぞれのコンセプトにあった配列となっているとのことでした。









2017年8月10日木曜日

米国不動産カウンセラー協会発表「CREが考える”不動産に影響を与える今年の10大テーマ”」


2017年6月に米国不動産カウンセラー協会から、年次報告「CREが考える”不動産に影響を与える今年の10大テーマ”」2017-18年版が発表されました。

昨年は、当会の磯部国際委員長が翻訳されましたが、今年は、(株)ザイマックス総合研究所の代表取締役社長で、米国不動産カウンセラー協会会員の中山善夫様が翻訳され、ザイマックス総合研究所のホームページに掲載されました。
中山様に当会のホームページからリンクをすることの了承を得ましたので、ご紹介します。

★詳細はこちら↓↓
米国不動産カウンセラー協会発表2017-18不動産に影響を与える今年の10大テーマ






2017年8月3日木曜日

WEB研修「平成29年6月21日開催一般研修」相続税法の改正に伴う関連講義2講座


相続税法の改正に伴う対策に関する講義です。

第1部 
テーマ;相続税の大増税時代!不動産オーナーの相続・事業承継対策の決め手とは

講義時間;90分
講演の概要
相続税の課税強化を受け、平成27年の相続税の課税対象者が10万人超となり課税割合が前年比で倍増しました。新税制下における資産家の税対策を、空家問題を絡めて解説をいたします。

講 師;平川 茂氏
            ≪プロフィール≫ 
 税理士法人 平川会計パートナーズ 代表社員 税理士
(株) サテライト・コンサルティング・パートナーズ 取締役会長
1998年に専門家(弁護士・税理士・不動産鑑定士等)による、独立系財産活用コンサルティング会社、株式会社 サテライト・コンサルティング・パートナーズを設立 税理士・コンサルタントとして活動のほか、中央大学大学院商学研究科兼任講師、中央大学商学部会計学科兼任講師、セミナー講師 としても活動。
平成24年度・25年度・26年度税理士試験 試験委員。


第2部
テーマ;『いまさら聞けない民事信託のつぼ』-民事信託と相続対策のリンケージ-

講義時間;90分
講演の概要
信託とはどのような仕組みなのか。個人資産の管理・運用において信託の仕組みがどのように利用されているのか。相続対策のために信託をどう活用するか、などについて解説をいたします。

講 師;澁井和夫氏
                        ≪プロフィール≫
世田谷信用金庫 常勤理事
不動産鑑定士
1973年 三井信託銀行(元三井住友信託銀行)入行
不動産部次長、不動産開発部兼不動産鑑定部長を経て
2000年同行を退社
(株)鑑定法人エイ・スクエア取締役副社長
社団法人日本不動産鑑定協会主任研究員を経て
2007年より世田谷信用金庫参与
2008年理事
          2011年7月より日本不動産カウンセラー協会監事

(著書)
  ケーススタディにみる専門家のための家族信託活用の手引
    共著 石垣雄一郎、澁井和夫 新日本法規出版 2015.4.30初版
(論文)
  リバースモーゲージと家族間の信託の融合
    土地総合研究 第24巻第3号2016年夏 (一社)土地総合研究所



≪受講料≫

資格認定会員、個人賛助会員    8,000円  申込みはこちら

不動産戦略アドバイザー         9,000円  申込みはこちら

東京都不動産鑑定士協会会員   9,000円    申込はこちら

一般(関係団体会員など)      10,000円    申込みはこちら


申込み後に、申込み時に登録されたメールアドレスへ「申込確認メール」が送付されます。
確認メールに受講料の振込先が記載されていますので、受講料の振込みをお願いいたします。
質問などございましたら下記のメールアドレスへご連絡ください。


E-mail jimukyoku@jarec.jp

2017年8月2日水曜日

東松島市野蒜ケ丘地区&多賀城図書館 視察研修【平成29年9月29日(金)開催】



今回は、東日本大震災における被災地の復興まちづくりの現場視察と併せて、市街地再開発事業により昨年完成したカルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)が運営する市立図書館(武雄市、海老名市に次いで全国で3例目)を見学します。

【野蒜ケ丘地区】
東松島市の野蒜ケ丘地区は、東日本大震災で浸水被害を受けた野蒜地域のまちの主要機能を丸ごと移転するために、被災市街地復興土地区画整理事業により山林を切り開いて造成した地域です。約92haの高台移転先に住宅はもとより、小学校や保育所、駐在所、消防署などが順次建設され、JR仙石線の野蒜駅と東名駅も地区内に移設されています。

【多賀城図書館】
野蒜ケ丘地区と同じ仙石線の多賀城駅前に市街地再開発事業により昨年の3月に完成した3棟のうちのA棟で、市立図書館のほか蔦屋書店、レストラン、カフェ、コンビニが入っています。蔦屋書店を運営するカルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)が市立図書館の指定管理者となり、民間施設と一体的な運営がなされています。

9月29日(金)

視察のスケジュール
13:00 野蒜駅前で集合(UR亀山課長と合流)
        徒歩で旧野蒜駅(震災復興伝承館)へ
13:15
~14:00 震災復興伝承館での研修
      ・ビデオ鑑賞
      ・野蒜丘陵地区の計画概要等の説明(亀山課長)
14:00
~14:50 野蒜丘陵地区の視察
       視察しながら東名駅まで異動(亀山課長 引率)
14:57 東名駅発(JR仙石線)多賀城へ移動
15:28 多賀城駅着
15:40 多賀城図書館3階レストラン(パブリックハウス)に集合
15:45
~16:30 本件事業の概要説明((株)アール・アイ・エー多田さん)
                本件再開発事業やCCC導入の経緯等の説明
16:30
~17:15 館内見学
           ※案内は、CCCデザインカンパニー/ 公共サービス企画カンパニー
                 多賀城図書館の高橋信行さん
17:10 多賀城駅発JR仙石線で仙台へ


申込み

資格認定会員・個人賛助会員             お申込はこちら

准資格認定会員・関係団体会員     お申込はこちら   
 






2017年7月14日金曜日

訃報 浅井敏博 副理事長 ご逝去


当協会の副理事長であります浅井敏博様が、7月7日に逝去されました。
浅井様は、長年、当協会の理事、副理事長として会務に貢献いただき、国際委員長の時には、イギリス・ベルギーの視察研修を企画し、イギリスのPREの取り組みのヒアリング、ベルギーでは、街づくりについてブリュッセル、アントワープの街づくりの専門化との意見交換を行うなどして、現地のテレビ取材、新聞社のインタビューなどを受けるなどされました。また、東日本大震災の時には、震災後2ヶ月の頃、三陸鉄道の方の案内による現地視察を企画するなどして当協会の当時の増田修造理事長以下20名ほどの会員が参加しました。
個人の活動としては、盛岡市の街づくりに取り組み、毎日新聞に「とうほく彩発見」のコラムの執筆者の一人として「不動産カウンセラー」の立場で、2002年12月から連載され、6月21日に掲載されたコラムが最後となりました。
こよなく盛岡を愛し、人との交流を大事にし、最後まで街づくりに徹した人でした。
謹んでご冥福をお祈り致します。

ロンドン・ベルギー視察旅行の紀行  
ベルギー:ルソワール紙へ紹介された記事
とうほく彩発見
連載されたコラムは、こちらからご覧いただけます。

毎日新聞に追悼記事が掲載されました。
浅井敏博さん死去
「最後まで前向き」 悼む声 /岩手

続報 とうほく彩発見 2017年8月2日号
浅井敏博さんを悼む 2002年12月からエッセー113回 街づくりにかけた思い /岩手
 

2017年7月3日月曜日

第12回通常総会


1. 12回通常総会開催報告

第12回通常総会を、平成29年6月22日(木)に東京の霞山会館で開催した。
本総会は、吉村理事長の開会のあいさつの後、定款に則り理事長から議長に山本英次副理事長を指名し、山本議長から委任状を含め出席者数は総会開催の要件を満たしているとの報告がなされ、議事録署名人を議長のほか2名指名して開会した。
吉村理事長開会挨拶

                
山本副理事長
議事経過の概要及び議決結果は、次のとおりです。 
(1)平成28年度事業報告及び活動決算の承認について
      茂木総務財務組織委員長及び各委員会委員長より、事業実施結果と収支決算報告に
ついて総会資料に基づき説明の後、平川監事から適切に会計処理がなされ、業務執行も
 妥当であるとの監査報告がなされた後、議長から議案第1号及び第2号に関する件につい
 て諮られ、審議に入り、事前に送付された会員からの質問に担当委員長より当該事項について回答がなされた。
茂木総務財務組織委員長
質疑応答の後、議長から議案第1号及び第2号に関する件について諮られ、裁決を仰い
 だところ、全員異議なく原案を承認可決した。

     (2)平成29年度事業計画及び活動予算の承認について
  茂木総務財務組織委員長及び各委員会委員長より、事業計画と収支予算について総会 資料に基づき次のように説明された。
  昨年から中長期的計画として掲げている次の3つの事項を念頭に各事業を実施していきたい。

  1.不動産カウンセラーのビジネスビジョン・戦略の明確化
  2.産業界・経済界をはじめとした認知度のアップ
  3.新規会員の増員
  これらの事業を行うために各委員会及び5つの部門が中心となって、事業を推進して
 いくこととしたい。なお、認定NPO法人となれば、税制の優遇措置も得られることから
 「認定NPO法人」となるための要件を満たすために今年度も会員各位に寄付をお願いし
 たいと考えている。また、昨年から協議を進めている金融機関関係の団体との連携につ
 いては、金融機関等で実施される各種研修会へ講師を派遣して、当協会の情報提供を行
 い、その結果として継続して研修会への講師派遣や全国にある金融機関支店等の各種の
 相談窓口として機能できるようなシステムの構築を進めて、その結果として、会員の確
 保に繋げて、今年度事業を的確に推進して、収入の確保に勤めるとともに、収入見合い
 を考慮して出来る限り支出削減を行い、収支の改善を目指したい旨の趣旨説明があっ
 た。
  その後、審議に入り、事前に送付された会員からの質問に担当委員長より当該事項に
 ついて回答がなされた。
  質疑応答の後、議長から議案第3号及び第4号に関する件について諮られ、裁決を仰い
 だところ、全員異議なく原案を承認可決した。

(3)理事及び監事の選任に関する件
  理事候補者及び監事候補者選考委員会の神戸委員長から選考委員会の設置、委員の選
 任及び選考基準の見直しの経緯について説明され、候補者の選考について基本的事項で
 ある資格要件の確認を行い、理事の定数を原則23名から20名に減員して会務の活性化を
 図ることを念頭に選考し、合計18名の理事候補者、2名の監事候補者を選考して、本日
 推薦するに至ったとの報告がなされた。なお、今回の新任理事は1名であることも併せて
 報告された。
  以上の説明の後、議長から第5号議案について諮られ、審議したところ、全員異議なく
 これを承認可決した。

(4)理事長の選任に関する件
  議長から、本件の取扱いについて、定款第14条第2項の規定によれば、「理事長は、
 総会において、理事の中から選任する。」と規定されているが、本議案の取扱いについ
 て、議場に諮ったところ、意見が出されなかったため、議長提案として、第5号議案で
 承認された新理事による打合せ会議を開催して、理事長候補者を議場に推薦させていた
 だいてよいかとの提案がなされ、審議したところ、これを承認した。
  新理事の打合わせ会の結果について、山本議長から第6号議案について、新理事による
 打合せ会議を開催して協議したところ、満場一致で吉村理事を理事長に推薦することと
 したとの提案がなされ、議場に諮ったところ、全員異議なくこれを承認可決した。

  総会を滞りなく終了した後、第12回通常総会を記念して表彰式を開催した。
 ≪会員表彰
  表彰対象者は、表彰規程第2条第一号に該当する者が7名、第2条第二号に該当する者
 が3名でしたが、当日出席の表彰対象者は、第2条第一号該当者の千葉良夫会員、山本正光会員、増井聰彦会員の3名、第2条第二号該当者の山本英次会員の1名で、これら4名の方に表彰状を授与しました。
 


2JAREC公開講演会開催報告

平成26626()に開催した第9回通常総会に併せて、復興庁から講師をお招きして、「公開講演会」を開催しました。

「復興に向けた取り組み-産業復興・商店街再生の流れ-」をテーマに、復興庁参事官の田所創氏に講演いただきました。当日は、会員のほか報道関係の方、関係団体の方々の参加もあり、盛会裏に終えることが出来ました。


「新しい東北」の創造と「産業復興創造戦略」を中心に講演いただき、「復興の現状」について質疑を交えて講演いただきました。

復興現場はこれからという感もありますが、国の取り組みを披露いただき、これからの業務へつなげることが出来ればとの期待がもたれました。